反戦映画 吉永小百合主演の「あゝひめゆりの塔」を見て

最近、邦画を見ていますが、古い映画ですが吉永小百合主演の「あゝひめゆりの塔」のあまりのむごたらしい

悲惨さに打たれました。

舛田監督の反戦映画ですが、兵隊は云うに及ばず、この映画に出てくる、看護婦に狩り出された女子挺身隊の

全滅に近い戦死、自決、本土疎開のために児童ヲ載せた対馬船が魚雷で沈められ悲惨さは、目にあまります。

本土の人は、沖縄に対して負い目を感じます。このまで戦争を遂行してなおかつ戦った無謀さ！

元総理大臣の鳩山氏が、基地問題で、沖縄を外すという突拍子もない考えで、不思議に思ったのですが、沖縄に対して負い目を感じておられて、そういう発言になったのではと思いました。それだけ、沖縄は、前の戦争で、

痛みつけられたのです。

吉永小百合は、さすが、光っていて、魅力に溢れています。浜田光夫のユーモアのある演技と良いコンビで、最初は、男女の学生のほのかな恋心のようなものが、戦争に巻き込まれて両方とも、戦死、自決と悲惨極まりない結末です。

聖戦がいかに、誤った戦争であったかを如実に示す反戦映画です。

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